woodヘッドシェル用の指掛けの在庫がわずかになってきたので、黒檀とローズウッドの2種類の加工をしました。
長さ45ミリ、幅4,5ミリ厚さ1,5ミリ、ここに2,65ミリの貫通穴をピッチ正確にあけます。木材は木目に引っ張られるので慎重に!



woodヘッドシェル用の指掛けの在庫がわずかになってきたので、黒檀とローズウッドの2種類の加工をしました。
長さ45ミリ、幅4,5ミリ厚さ1,5ミリ、ここに2,65ミリの貫通穴をピッチ正確にあけます。木材は木目に引っ張られるので慎重に!
現行の44woodは全てマウントするときに彫られた溝の奥までカートリッジ本体を差し込み固定するやり方だったのですが、在庫品が切れた後は先の方に空間を設けたタイプになります。
加工性も含め、音の表現も微妙に違ってくると思われます。
マークオーディオ製の6センチマイカコーンユニットと8センチマイカコーンユニットを其々別形態のスピーカーにしてエイジング作業中の連休日の工房。
6センチユニットは密閉式にしました。素早い反応と綺麗な中高音、それ程低域の不足感は無く音楽的には気持ちの良い再生をしてくれて居ます。
TASCAM DR-05で空気録音してみました。
もう一方は8センチユニット、試しに6センチ密閉と同じ容積のエンクロージャーを使って居ます。此方はダブルバスレフ式で共にフロントバッフル神代欅,その他は桐材の使用です。吸音材はシンサレートを使用して居ます。音楽的には8センチの方が構造上もユニットの特性上も大人びた音に感じます。
どちらも自作のインシュレーターにスパイクとスパイク受け(カリンバール材)を使用して振動の軽減を図って居ます。
ヤフオクで落としたV15のwoodハウジング化の依頼です。
今回はレッドローズウッドを指定されました。何処からかその様な話が流れて居るのかも知れません。
材質の違いに依る再生の変化は面白く好みも分かれる所ではありますが、個性として捉えるしかありません。
今回のカートリッジは白文字でした。
jicoのsasサファイア針を乗せたレッドローズウッドハウジングを聴き始めました。
未だ1日目ですが、凄い‼️ここまで来るとレコードの中に秘められて居た音が次から次へと出現して来ます。
本年もオーディオ関連よろしくお願いいたします。
昨年暮れにMarkAudioのペーパーコーン6センチ用のバスレフ箱を組み上げたのですが、ユニットを入れ込むまでは行きませんでした。
新年になりマイカペーパコーンCHN40Pmicaを組み試聴エイジングをしています。コスパと性能具合の確認とキャビネットとの相性の確認のようなものです。
小口径特有の中音域から高域への抜け、スピード感は流石でこれが6センチ?と思わせるグルーブ感も感じさせてくれています。
このスピーカー、とある方へのプレゼントの為に製作してみたのですが、正解のようです。
左側は昨年の暮れには戦力に追加した8センチCHN50Pmicaを組んだスピーカー、右側が今回の6センチユニットを組んだスピーカー。共にフロントバッフル神代欅、その他桐と言う独自の組み合わせで鳴らしこみます。
現在のところはローズウッドだけに絞って居たwoodケースですが、ユーザーの方からの助言や材料の提供もありレッドローズウッドという樹種も仲間に加えました。
それと共にデザインも変更して44woodの形状からV15typeⅠの形状に近いデザインになりました。
音質的にも別な再生音を導き出してくれて居ます。
Shure V15TypeⅢのwood化の依頼に今回はレッドローズウッドでの指定が有り加工してみました。
今回のカートリッジは白文字カートリッジ、最初期ではないのですが、人気が有ります。
レッドローズウッドは加工はしやすいのですが粉末上の真っ赤な切り粉が沢山飛びますので防塵マスクが必要です。
現状のローズウッドのウッドカバーとの音の違いは明らかにあるのですが、好みの問題もありどちらが優れているかは答えは出ません。レンジ的にはローズウッドの方が広いように聴こえますが、音の芯の出方はレッドローズウッドの方がしっかりしているように感じました。
スピーカーを盛んにテスト製作していたころの音の確認がしたくて工房のログハウス物置?を整理して数セットひっぱりだしました。
今回はバスレフタイプだけ出して聴いてみました。
それぞれに特徴が有り聴き手の興味を引きます。
フロントバッフルが欅その他をパイン集成材で作った箱と全て欅で作った箱、同じユニットで聴いてみると全体の音はやはりパイン集成材の方が甘く全て欅材の方が締まり低域のクリアさなど優れているように思いますが、ゆったりとした盤を聴くにはパイン集成材も在りかと思います。
米ツガを使ったダブルバスレフは8センチユニット仕様。バスレフポートを同一材で作った角型ポートにしています。最初はこの画像のFe83Enで聴き、のちにアルミコーンのユニットで聴いてみました。
思った以上の表現力が有り、以前聴いていた印象と違っています。アルミコーンに替えるとそれ以上に低域も感じられてメタル臭さよりより一層8センチとは思えない音楽を聞かせてくれました。
最初に紫檀で上記woodカバーを製作し出音の確認と作業性の確認も済みEADレコードにて限定数販売の形でしたが、その後一部のユーザーから継続的に製作販売してくれないかとの要望が有り、材質を変えての試作、試聴を繰り返しました。
特に元々のV15type 1とカートリッジ本体の幅の同じM44,V15type2,M75,M91も内部構造(仕込み角度)の変更加工が出来れば装着可能なので、其方も合わせて試作しました。
画像はM44Gの本体をプラカバーから外してそれぞれの樹種に仮組して試聴しています。
針は中電の互換針N-44HG、woodヘッドシェル桑を使用しています。
それぞれが特徴を持って居て新たな戦力となってくれそうです。