44woodの一部改良

従来の44woodはカートリッジ取り付け時にスタイラス挿入側をwoodにぴったりつける仕様でしたが、SHUREの元々のデザインは殆どが空間を設けています。

これは、カバーがプラスティック故かもしれませんが、ヘヴィーな利用者の中にここを埋めて使っている方が垣間見れました。そのことも有り木こりでは最初からカートリッジ本体と木製カバーをすべて密着させる方法を選んでいました。

その後数年のうちにいろいろテストしていて、空間を設けるのも木材においては良いと思われる事象も現れ今回取り入れることにしました。

7月からEADレコードでの発売分は全て空間を設けるタイプで欅、神代欅、黒檀の3点がハーフサイズナット締めのみの販売、紫檀、ローズウッドのフルサイズがねじ込み式。この5点のみのはんばいとなります。

木まんま工房木こりのサイトでは従来品と改良品の両方を販売いたします。

44woodローズウッド

上の写真の左側が従来品、右側のR状に内側を加工しているのが改良品です。

垂撥の追加

矢部八幡宮(箭幹八幡宮)の杉材の内木目の良い物が数点残っていたので5点加工しましたが、久しぶりで歳のせい?も有るのか治具の使い方を間違えて2点ダメにしてしまいました、もったいない。

このような杢を現してくれるのは年数もかなり経ているし成長が不規則だったことを物語っています。

箭幹八幡宮杉垂撥A
箭幹八幡宮垂撥B
箭幹八幡宮杉垂撥C

撮影用補助光源

作品の撮影時、どうしても室内の明るさだと暗い画像になりがちなので安価なLEDを利用した補助光源を作成しました。

これは家のキッチン用に購入したものが簡易で明るさも良かったので流用できると思い試したものです。

SHeLTeR_JAPPAN

正式にはこう呼ぶらしい!自分はシェルターとだけ言えば知人の中ではこの場所だとすぐ理解してくれますが。

昨日、休みだったので数か月?ぶりに昼間のオープンに合わせて行ってきました。
ノンアルビールをお願いして飲みだしたころ、オーナーのヨシオさんが針を落としましたが、何かいつもと違う音の方向?DJブース側に新たにスピーカーを入れたのかな?と思いつつ???

ヨシオさんにエヴェレスト鳴っていないの?と尋ねたくらい。すぐ後ろのカウンターに座っていてエヴェレストからの音が聴こえない?

ルームアコスティックのトラップ敷設がいよいよ別次元に導き出したようであの大きなスピーカーの存在をカウンターで感じないくらい変わってきていました。

前に回ってリスニングポイントや他の場所でも聴いてみましたが明らかに以前とは違うし、特筆は距離をちぢめると、とんでもない事が!目の前にステージが現れてしまうのです。距離約1,5メートルセンター音像に近づいただけなのに、驚きを隠せません。他のお客さんがいたのですが、ヨシオさん!なにこれ!!

ヨシオさん曰く、唾が飛んでくるかも?ですって!

杉製本棚

一面無地材を使用した本棚の製作、高さが2050ミリ程で棚数8段、いつものことながら組み立てには苦労します。一人で組むのでボンドが乾かないうちにほぞ組を正確にやらないと後で目違い修正が出てしまうので。

部屋のコーナー部に2台を寄せて使用する目的の割り振りだそうで、材が36ミリ板しか無かったのでちょっと無駄に削りましたがバランスよく収まったと思います。

塗装なしのご要望、柔らかい木は最後まで気を使います。

スギ製本棚

床も壁もスギ材を使用したホッとするお部屋に収まりました。

屋久杉小箱

訪問者の方に何に使う箱ですか?と問われ使い道不明の箱ですと。
そんなもの作っちゃいけないのでしょうが、この材の、この杢目を使いたいとなった時にやってしまう習慣が使い道不明の箱が多いようです。

手元に置いて撫ぜ、さすっているうちに変わってくる、いわゆる経年変化を楽しめる物の中に箱が含まれると思っています。数年、数十年後に時代の載った良き味が出てくるのが無垢材の愉しみの大きな要素と思っているからです。

今回、引っ張り出した屋久杉材の一部から2個の箱を作りました。

屋久杉小箱
屋久杉小箱b
屋久杉小箱
屋久杉小箱b

外側にはオイルを塗りましたが、内側は無塗装として香りを楽しめるようにしてあります。屋久杉小箱bの方は加工後に薄い割れを見つけたので再加工して5ミリほど浅くなってしまいました。

  • 寸法:幅215mm 高さ50mm 奥行125mm
  • 塗装:オイル仕上げ

44woodねじ込み式の改良

先日下記に記した変更ですが、一部に限って実行することにしました。

*特殊材、(直接のネジたてが難しい木材)には施します。

*従来からの紫檀、ローズウッドはカートリッジ挿入溝の突き当てをラウンド形状として隙間を開けることにしました。

以降はインサート化は実施いたしません。

【現行の紫檀、ローズウッドのフルハウジングタイプで使用している本体にタップ立て(ねじを切る)しているのを新しい出荷分からインサートナット(埋め込み式ナット真鍮製)を使用することにします。

以前から本体のネジ込みで山を崩してしまうのではないかという危惧が有ったので、加工法、音質の変化等実加工を経て検討した結果採用することに至りました。】


画像は黒檀と欅ですが、上部寸法は同じなので画像をつけておきます。

黒檀

Anniversary

木まんま工房木こりを開設してこの4月に38周年となりました。
良くも悪くも長年続けてこられたのは一重にオーダー家具を注文して下された方々、材料の提供をして下さった木材関係の方々、様々な知恵と経験を惜しげ無く与えてくださった諸先輩方のおかげ様です。

顧みるのはまた後日として、手持ちの材料の内この時期にどうしてもやっておきたいと思った物がありました。

屋久杉材の特に木目の細かい”これこそ屋久杉”と言えるような部位を使用したヘッドシェルの制作です。巷では屋久杉と言ってもフーン!と言われる位の物も見受けられますが、今回の材はまとまった形を表すには貴重な部位です。

音響的にも大変優れた評価も出ていますし、木目も突出していて、使いやすいヘッドシェルであれば手元に置いてレコード再生の楽しみが増えること間違いないとの思いです。今回指かけも同一材を使用しています。目の通った柾目の部分を使用して強度も考慮してあります。

詳細は後日販売ページにてお知らせいたします。

屋久杉ヘッドシェルの木目
指かけを取り付けた状態
指かけ材の年輪

屋久杉材のオーディオ活用

数年前に工房に来られたダブルウーファーズの方、残念なことに他界されてしまいましたが、来房された折に注文いただいたV15typeⅢのウッド化に屋久杉材を選定なされたことを思い出し、屋久杉材の音響特性の記事を読んでみると独自の特性を持っていることが書かれていて、自分も屋久杉材と言える樹齢1000年以上の曰くの有る材を所持しているので、その中でも特に木目の優れた年輪幅の狭いところの材でヘッドシェルと44woodを製作してみようと思いました。

取り敢えず材料の細分化と加工を始めてみますが、以下に材料の部分的な画像を載せます。
おそらく土引きしたであろう材なので部分的にかなり傷の多い材なので使えないところも多いようです。

屋久杉の特徴木目
屋久杉特徴木目
ヘッドシェル上面の杢目

MG36woodの感想

米国に渡ったMG36woodとウッドヘッドシェル、先日ご感想をいただきました。
一言でしたが、「Amazinng」との嬉しい反応でした。

MMの良さを、ウッド化する事に依りMG3675の持てるポテンシャルをいっそう引き出せていることと思います。是非ご活用ください。