木材用語ではヤニ松とも言われています。通常の松でのヤニ分は扱いにくく部分的に大量に吹き出し使用上良い印象は与えていませんが、ここで紹介するヤニ松(肥松)は年輪に沿って滲み出し、夏材部分にも染まり全体的に透き通った不思議な表現をしてくれる特殊材です。
山陰や伊豆での工芸品としての挽物や伝統工芸品展に出展されて居たりしています。
加工はヤニ分が刃物に付いてしまうので落としながら出ないと加工が進みませんし、特にサンディングに関しては目詰まりが激しく作業上は難しい材と言えます。
一週間ほどお借りしていた13センチフルレンジでの視聴から見えてきた特性が気にかかり、かねてから進められていた18センチAlpair12Pを使用したバスレフを寸法上は30リットル、実質28リットルで欅無垢材で製作しエイジングに入っています。
特筆すべきは中広域の切れの良さと明快さ、いまだ18センチという大径からくる低域の太さと言うか、重厚感はあまり感じられませんが、いずれ繋がりがある低音が感じられるようになるとは期待しています。
手すき和紙師、田村さんの作品を使ったグループ展「百花繚乱展」に和紙で作ったヘッドシェルを出展しようとしたのですがことごとく失敗、数十枚を張り合わせて必要厚さにし、加工に入るとどこか弱いところで剥離が起きてしまう。
半ば諦めていたのですが、通常のwoodヘッドシェルとの混用、いわゆるハイブリット化で和紙の枚数的にも減らせるので強度、耐剥離性も生まれるかと数点、一点のみの成功を観ましたので、可能であれば出展してみようと思った居ます。
和紙は楮、woodはカリンバール、完成が以下です。音の特徴はまだつかめ切れていません。
フォノイコライザーの能力をアップする為の最終兵器を近しくさせていただいているオーダー主からご提供いただきました。
完全にこれ以上は無いだろうと思われるコンデンサー換装、まったく別物❣ 一段とオーディオ鑑賞に魅力を感じ始めています。
近日中にEADレコードから数量限定で販売される予定のカリンバール材の44woodが完成しました。詳細は後日このサイトにも載せます。
JBLツイーター用のスタンドの注文品、現物が手元にないのでネット上の寸法図から作ってみましたが何とかなったようです。
欅材で作りましたが、黒マットの塗装依頼だったので一寸わかりませんね。
合研ラボのフォノイコライザのでパーツ交換で能力アップを続けて居ますが今迄音声出力最終段のフィルムコンデンサーを2回、イコライザの入出部、今回は最終段にオーディンキャップとなんとWEコンデンサーが手に入ったので切り替えスイッチを付けて箱の外に換装して見ました。
中電製カートリッジMG36シリーズのウッドカバー化の総称をMG36woodと呼称する事にしました。
パフォーマンスの高いカートリッジに仕上がって居ると思います。どうか導入されてハイクオリティーなサウンドをお楽しみ下さい。
完成しました。ついでにベースボードもイチョウの一枚板で作りました。
DENONのDP-1600に追加アームをしましたが、取って付けた感が嫌味なのと、無垢天板にしたときにどう変わってくれるか感じてみたいので実行に移しました。
材質はいろいろ迷った挙句、大袈裟でなくオンリーワンになるであろう神代欅を選択しました。拘りは一枚板の天板(トップベース)長さ580ミリ奥行380ミリ厚さ38ミリで袴板との組み合わせ作ります。
これから穴あけ、組み合わせの為の加工を行います。