新たな思考

家具屋の作るスピーカーは今まで単一材での製作、しかも殆どが不要振動を抑え込む高剛性を狙って製作していましたが、先日MarkAudioのMAOP11、16センチユニットのバスレフ箱の厚さを変えて有るのをじかに感じて、今回詩作として謎の77ミリプラスチックコーンユニットを使用したバスレフスピーカーをバッフル面欅20ミリ、その他桐16ミリという一寸風変りな取り合わせで作りました。

桐材は柔らかいという印象ですが、刃物に対する表面硬度は堅めに感じます。何より琴の胴としては代えがたい材ですし、自分が思う無垢材の欅との取り合わせで音をうまく処理してくれそうな?感じが強くしたのです。

結果は驚くほど高域から低域迄コンスタントと言うより綺麗なまとまった音を再生してくれています。公証200HzほどのF₀なのですが、・・・・ダクトの共振周波数は100Hzまで下げていますが、無理なく出ているように思えます。

塗装前正面
塗装後

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です