とんでもない物!

先日、もう20年ぶりぐらいに以前ご注文をいただいた方から電話が有り、加工してもらいたい物が有るとの事。
取り敢えず木の物ならば持ってきていただければ何とかなりますとお返事しておきました。

お預かりしたのは木の板に書かれた絵。家に飾るにはちょっと大きいので小さくしたいとの事でした。
しかしよく見れば、作者の意図での空間と思えるので、出来れば加工しない方がと言ってはみたのですが、やはり大きくて飾れなくなるとの事、詰めることにして、お預かりして後日お引渡ししました。たいそう気に入られて、帰り際に実はもう一点気になっている物が有ると。

それはバブル全盛が過ぎたころに手に入れた代物。貴重品と言う事で大事にしていたが、如何せん重くて移動が出来ないと言う事です。

以前、有効な使い道は無いかと専門店に重い重いと言いつつ持ち込んだそうですが、色よい返事がもらえなかったそうで、また家に戻ったそうです。木こりにも連絡したつもりだったと記憶されていましたが、自分には???
それでも見てみたいとお返事しました。

数日後定休日の翌日、車止めが動いていたのであれれ?工房の屋根の下に言われていた物が置かれていました。重い!持ち上げるのは不能で何とかギッタンバッコで移動してみました。

品物は屋久杉のこぶを衝立にしたものでした。自分には好きでない塗装が施されていてもったいないの一言でした。
早速連絡を入れると何とか使えそうか?と。形状からして数枚は板取出来ると思うので、手元におけるコレクションボックスならできると思いますと。プラス木こりならではのオーディオ(ヘッドシェル)にも活用できると思いますとお伝えすると、そうして下さい。との返答をいただきました。

以下が後日バンドソー(帯鋸)で木目を考慮して様々な方向から挽き割した画像ですが、香りが凄い!!!
今まで自分が持っている屋久杉の香りとはまるで違く、かなり強烈に香ります。
また、木目は素晴らしく部分的には経験した事の無い予測不能な杢が出ています。

屋久杉こぶ衝立
バンドソーでの最初のカット
意味不明な杢
こんな杢も